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絵日記









北海道ふたたび




前回スポークは折るわギックリ腰になるわで散々だった北海道。
今回の目的は根室でテンション完璧に直してくれた阿部自転車商会さんと、
ギックリ腰を治してくれた安治整体療術院 さんに東京名物ごまたまごを渡すことである。

前回の失敗を教訓に、事前にできるだけ計画は立てないことにした。
航空券は5月4日11時20分発SKY711をゲット。スカイマークの激安1万円。
キャンセル待ちでWWW見張ってたら結構手に入るもの(なのかなあ)。
宿も現地でその都度とるお気楽&現場責任だ文句言うな旅行だ。

そして前回は自転車の俺を女房が自動車でバックアップする計画であったが、
携帯電話が通じない北海道ではバックアップの意味をなさず、日本なんだから
2、30kmも走れば売店ぐらいあるだろという甘い予測の結果、毎日がプチ遭難。
今回は自転車で一緒に行動する。都市間は鉄道を利用。

その女房用輪行袋としてタイオガのコクーンを購入。
後輪で転がすのは女の肩に楽だろうと思ったから。
でも、結局かついだほうが楽でした。
でかいので普通の輪行袋のほうがいいと思うよ。


自転車用品の説明書は安っぽくてワケが分からない。
出発前夜、このベルト3点セット見て相当悩んだ。

しかもこのベルト留めがよく滑る。
TIOGA COCOON次回使うかと言われたら多分使わない。

あと、去年スポークが折れたのはどうも飛行機のせいではないかと思うので
今回は両サイドにダンボールのきれっぱしを輪行袋につっこんで補強。
(特にハブのあたり)おかげで今回は無問題。


写真は新千歳空港からすぐの駅、南千歳駅。

空港から自転車をかついで特急の乗り換え25分は無理だった。
特急とかち5号をあきらめ、スーパーおおぞら7号に変更。
あまった時間で南千歳駅のお弁当を食べる。


自転車初心者、関原直子。押し付けられたバイクはルイガノTR-1改。
背中のリュックは前日高円寺のオリンピックで買った1980円のもの。
この写真腕を細くしろと言われたがそんな面倒なことできるか。


スーパーおおぞら7号のヘンな形の頭の部分は自転車にちょうど良かった。
乗客の邪魔にならないし自転車も倒れない。車掌さんもOK。

石勝線で日高山脈を越えたらしいが
紙の地図を忘れたのでどこをどう走っているのか分からず。
風景もいいし、「んおぉ〜」っていう汽車の音がこれまた
いいなと思ったらディーゼル車だったのね。
旅情があります。おおぞら7号は気に入った。


15時50分新得駅着。もう夕暮れが近いなか猫背が寂しい。
予定より40分遅れであるが、ともかく帯広まで43キロを走ってみる。

走り出した瞬間、やっぱり感動。北海道の道はやっぱり素晴らしい。
永遠と続く下り道で走りも最高。写真撮る暇なし。


帯広駅前到着。ビジネスホテルだらけだけど、部屋が空いてないことが判明。
なんとか成田旅館という宿が「一人部屋でよければ空いてます」
との返事。二人で泊めてもらうことに。助かった。


チェックインは9時まで。波瀾万丈というお店で夕食。
50分間だけど飲む!食う!早く料理が出て、おいしかった!
ホッケは安くてでかいので驚いた!
大根おろし頼んだら女将さんが「私の権限で」とたっぷりくれた!
お店の雰囲気がよかった。また行きたい!

そしていい気分で辿り着いたら旅館でまた事件発生。
女子学生だらけ。聞けばなんかの合宿とのこと。

女房「みんな肌が白いので室内競技だ。高校のバレー部であろう」
俺「バレー部ぽいなとは俺も思った。しかし、中学生だと思う」

その女子○学生達が入った後の風呂に女房と二人で入った。
いろんな意味で温泉より良い気分である。
旅館としては普通に小奇麗でいい感じ。


朝、思ったより暖かいので余計な衣類を宅急便で自宅へ送る。
ただ天気予報は雨のち曇り。実際、ぽつぽつ降っていた。
腹が減ったので長崎屋の周りをウロウロするが誰も居ない。
「試される大地の不況もここまで来たか」
と思ったが中に入ると結構人が居た。みんな自動車で移動してる由。
長崎屋2階のマクドナルドの隣の軽食喫茶で食事。なぜか手作り肉まんがあって、
これが結構うまかった。お店の名前は思い出せず…(※)

※思い出した。「カフェブレス」である。


第1の目的である安治整体療術院に到着。
去年、帰京直前のギックリ腰を「明日仕事なんで」
「ヨシ分かった。少々荒療治するぞ」と一発で治してくれた。
その後ギックリ再発したとき、東京の病院はなんか赤外線あてたり
全然治らなかった。よくわからんが、ここはすごいぞ。
「去年なんか騒いで写真撮った人」とのことで、結構憶えててくれてた。
ごまたまごを進呈。現像した写真持ってくれば良かったなあ。

さてこれから釧路を目指すわけだが、
旅館にてプロアトラスSVの検索結果をeTrexに仕込んである。
が、距離が120キロぐらいであるほかはなにも確認してなかった。


帯広から国道38号を西に向かってると、札内川にCRらしきもの発見。

「この川を下れば釧路方面かな?」
「ちょっと待て、川の流れを見ろ。川上に向かってるぞ!」
「方角は正しいのに。じゃこれは支流だ」
「釧路に行くのはもっと北のでかい川のほうだろ」

GPSを見ながら引き返す。今にして思えば、
このとき”もっと北のでかい川”の名前ぐらい調べれば良かった。

その後、仙台で実感したのだが、GPSと併用するなら、
ツーリングマップル折込の100万分の1のおおまかな地図でも
十分だから、とにかく紙の地図を持っていくこと!!


なかなか手ごわい向かい風がずっと続くなか、黙々と走る。
女房と二人で休憩を多めに取る。ストレッチがかかせない。
平均時速10キロである。足で走るより遅い。
その姿があまりに哀れなのか、通りすがりのパトカーに
「がんばってください」と言われて挨拶したりする。

しかしなかなか骨のある風だ。
荒川で時々遭遇する向かい風がさらに強くなった感じ。
「うーん、これはひょっとするととんでもない川(地形)を相手にしてるのかも」
と思いつつ豊頃大橋にさしかかる。

「うひゃー、十勝川だ〜!」

我々は今まで十勝平野のど真ん中の風と戦っていたのか。
コリャ骨があるとかそういうレベルじゃない。

ところで写真で私が手にしてるのはSHARPのPC-CV50Fである。
誰も知らない実売価格9万円で880gの、お昼は全く見えない200dpiの液晶以外は、
今のところ、日本語OSがプレインストールされている最強のモバイルPCだ。

私は思うのだが、お値段が20万円以上で重さが1kgもあったりして
それでモバイルと呼べるのか?持ち歩いて使いまくって汚しまくる<道具>だろうに。
機能削って軽くて安くてオモチャ一歩手前なマシンが欲しい。
いまだにPCがおしゃれ高級品だと思っているバカがまだこの世にいるのだろうか?


その最強の道具とやらを使いこなせなかったのは置いといて、
このまま十勝平野とまともに戦えばパーティ全滅は必至。
今回は超初心者(↑)もついてるし、時刻は15時半だが、
雨も心配だったし、豊頃駅から釧路まで汽車に乗ることに。

しかし一番速い電車は16時53分発・釧路着が19時2分!
この汽車に乗らないと宿が取れないところだった。
ポケット時刻表も必要ですな。

ところで電話で「今日電車動いてますか」ってJRに聞いたのは悪かったな。
電話に出たJRの職員さん、多分怒ってました。すんません。


1時間以上電車を待つので。ホームで一息つく。
この建物の中の床がコンクリで水浸しなのはなんでだろう。


正直、自転車より鉄道の旅がメインになってしまった。
そりゃそうだろ。

・余計な客がいない。
・景色がもう最高。
・電車じゃない。
(ディーゼル車なので新鮮)

十分楽しみました。


釧路で宿を出てメシ食うところ探してるところ。
寒そうにしてるがそんなに寒くない。

とりあえず入ったのは「海へ」という店。
不味くはないけどお値段高め。次は行かないな。

坂の上会館という宿に泊まる。
最初なんかの宗教系かと疑うぐらい異常に安くてキレイ。
でも宿のおっさんは普通の俗世界の人間だった。
おっさんにお願いして洗濯機借りてボイラー室で干させてもらった。
帯広のタクシーの運ちゃんもみんな親切だったなあ。


なぜか早起きできたので釧路駅8時15分発に乗る。
駅の売店でお赤飯と五目おむすびを買って食う。
私はお米類は嫌いなのだが、なぜかうまかった。むさぼり食う。


11時前に根室駅着。このころになると天気予報も実際の天気も最高級。


阿部自転車商会にてこの旅の任務完了。
おじさんも元気でよかった。
そういえばスポーク折れて途方に暮れてたとき、
車で俺を拾ってくれた人も元気だろうか。


阿部自転車商会を出発して根室半島一周へ。
いい感じで寂れた風車はそのまんまあった。
撮影は女房のJ-SH51。古いのにSDカード1G対応してiPodなんかいらないぞ。


とにかくいい天気で二人で走るのは楽しかった。


納沙布岬で記念撮影。
J-SH53もたまにはいい仕事する。


キタキツネを見つけて急停車してしまい。
今回の旅で唯一のクラッシュ。
でもはっきり姿が見れたからいいや。次は気をつけよう。


今日の旅館はえびすや。
安いのに料理うまくてカニが出まくるぞ。
おかみさんお喋り好きですが。

次の日バスで中標津空港へ。ANA840便で帰った。